妨害電波発生装置DMX JAMMERを使って、タイ人従業員が就業中に携帯電話を使うことを防止するサービスです。
タイの現地法人、工場に設置し、タイ人従業員が仕事中に携帯電話でFacebook、LINE、Instagram、Twitter等のSNSやYouTubeで遊ぶことを防止します。
- ・タイの現地工場。男性用トイレ4ヶ所、女性用トイレ4ヶ所の合計8ヶ所にDMX JAMMERを設置。就業時間中に従業員がトイレ内で携帯電話を使用できなくした。これによって従業員一人あたりのトイレ滞在時間が短くなり生産効率が改善された。
- ・タイの工場内の男性用、女性用の全てのトイレ内にDMX JAMMERを設置した。生産ラインを抜け出してトイレ内でサボる従業員が無くなり、生産ラインの稼働が正常化した。
- ・タイの現地法人で会議をする時にDMX JAMMERを使用している。会議中にスマートフォンで遊ぶタイ人従業員がいなくなり、会議が充実するようになった。
- ・タイの現地工場。トイレ内にDMX JAMMERを設置して携帯電話を使用できなくした。これを全社員に向けて告知した結果、仕事中に私用で携帯電話を使う従業員が激減した。
- ・タイ人従業員一人あたりのトイレ滞在時間が短くなり、特に女子トイレで苦情が上がっていた待ち時間の長蛇の列の問題が改善された。
- (1) タイプ:DMX JAMMER
- (2) 遮断電波:CDMA、DCS、3G/4G、GSM、WIFI、PCS
- (3) 規制周波数帯域:CDMA/4G:850MHz、DCS:1805MHz、3G/4G:2110-2170MHz、GSM:925-960MHz、WIFI:2400-2485MHz PCS:1920-1990MHz
- (4) 遮断距離: 10-40 Meters
障害物などの条件によって電波遮断範囲が相違する場合があります。 - (5) 消費電力:3W
- (6) 電源:50-60Hz、100-240V-DC12V AC
- (7) サイズと重量:140x76x35mm(Not include antennas)、0.8kg
※備考:タイプ別に様々な仕様があります。お客様とお打ち合わせをさせていただき、現場をチェックしながらご要望に応じた最適の仕様を提案します。
(1) サービス内容
- ・DMX JAMMERのレンタル
- ・装置の無料メンテナンス
- ・不具合の発生時は無料交換
- ・就業時間中の携帯電話使用防止に関するアドバイス
(2) 料金体系
設置台数 | 月料金(バーツ) | 年料金(バーツ) |
---|---|---|
5 | 7,500 | 90,000 |
6 | 8,925 | 107,100 |
7 | 10,350 | 124,200 |
8 | 11,775 | 141,300 |
9 | 13,200 | 158,400 |
10 | 14,625 | 175,500 |
11 | 15,975 | 191,700 |
12 | 17,325 | 207,900 |
13 | 18,675 | 224,100 |
14 | 20,025 | 240,300 |
15 | 21,375 | 256,500 |
16 | 22,650 | 271,800 |
17 | 23,925 | 287,100 |
18 | 25,200 | 302,400 |
19 | 26,475 | 317,700 |
20 | 27,750 | 333,000 |
21 | 28,950 | 347,400 |
22 | 30,150 | 361,800 |
23 | 31,350 | 376,200 |
24 | 32,550 | 390,600 |
25 | 33,750 | 405,000 |
26 | 34,800 | 417,600 |
27 | 35,850 | 430,200 |
28 | 36,900 | 442,800 |
29 | 37,950 | 455,400 |
30 | 39,000 | 468,000 |
※備考:取り付けに関する工事料金は別途お見積もりをさせていただきます。
契約期間は年間。金額は全て税抜き表示。
(3) 経験豊富なチーム
お役様の課題解決に貢献します。
企画・運営・コンサルティング | DATAMAX CO.,LTD. 企業不正対策・調査、コンプライアンス、内部通報受付サービス、リスクマネジメント |
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商品開発・技術 | 株式会社アジア危機管理サービス 防犯機器の開発・設置、盗聴・盗撮器の発見と調査・対策 |
設置・サービス | ITOYO ASIST CO.,LTD. 電機工事、各種システム、工程管理、設計、制御盤制作 |
タイではスマートフォン経由でのインターネット利用が主流となっている。タイ人は朝起きてから寝る直前まで、主に Facebook、LINE、Instagram、Twitter等のSNSやYouTubeを利用していると言われるほどである。これは仕事中、トイレにいる時、公共交通機関や自動車で移動中、あらゆる待ち時間においても同じで、タイ人のSNS好きは世界でも突出している。
このような背景から、タイではFacebook中毒(*1)と呼ばれる人たちが急増しており、仕事中のFacebook利用によるサボり、メッセージのやり取りが気になって仕事に身が入らない、生産効率の低下による収益悪化など、多くの企業を悩ませる問題になっている。
特に製造現場では職場に携帯電話を持ち込むこと、あるいは仕事中に私用で携帯電話を使用することを禁止しているがルールは守られないことが多い。ルールが守られない理由は、タイ人管理者はタイ人部下に対して厳格な指導をすることが苦手であり、またタイ人管理者自身がルール違反をしていることが多い為である。このような中で、日本人管理者は現場の隅々にまで目が行き届かないため、ルール違反の現状は殆ど発覚しないまま放置されている。
SNSの中毒性
シカゴ大学経営大学院の調査によって、日常生活のなかで生じる欲求の中でも特に「SNSの更新をチェックしたい」という気持ちは、お酒を求めるものより強いことが判明した。フェイスブック、ライン、ツイッター等のSNSはタバコやアルコールより中毒性が高い。(出典:UChicago News)
(*1)SNS依存症
ソーシャルネットワーキングサービス依存症・SNS中毒
SNS依存症とは、俗に、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)に頻繁にアクセスして更新の確認や投稿、友人のページへの書き込みなどを間断なく行ったり、長くアクセスしないでいることに極度の不安を感じたりする状態のことである。
FacebookなどのSNSで友人・知人とコミュニケーションを取っているうちに、SNS上の交流が心のよりどころとなり、止めたくても止められない、片時も離れていられない、といった心理的状況に陥る場合がある。そうした状況をSNS依存症と表現する場合が多い。程度が酷くなって学校や会社に通うこともままならなくなる例がある。(出典:IT用語辞典バイナリ)
2015年02月6日、タイ弁護士会のサラーウット・ベンチャクン会長は、仕事中のSNSで解雇は妥当とした判決内容をFacebook上に投稿した。
この中で、仕事中にFacebook、LINEなどソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に興じていて解雇となった元従業員女性が地位の回復を求めた裁判で、解雇は妥当とする判決が言い渡されていたことを明らかにした。
サラーウット会長は、判決は民商法に基づき、仕事に影響が出る可能性があれば雇用主は即時解雇が可能と判断。解雇された従業員が損倍賠償を求めることについても「請求できない」と一蹴した。